介護士の働き方

【最新情報】新しい種類の認知症「LATE」について【まとめ】

こんにちは。

  

リョーマ@Ryoma_Sugiです。

 

りょーま
りょーま
今回は最新の研究で判明した新しい種類の認知症「LATE」についてお伝えします

新しい種類の認知症「LATE」とは?

「LATE」について

先日アメリカの医学誌「ブレイン」「新しい種類の認知症が発見された」という衝撃的な研究結果が発表されました。

名前は「LATE(Limbic-predominant age-related TDP-43 encephalopathy、大脳辺縁系優位型老年期TDP-43脳症)」と名付けられています。

発表によると現在アルツハイマー型認知症と診断されている人の20%、つまり5人に1人はLATEという別の種類の認知症の可能性が高いとの事です。

 

医学会の反応

ロンドン大学の老年精神医学の教授、ロバート・ハワード氏は、過去5年間の認知症に関する「最も重要な論文」と述べています。

また、アメリカ国立老化研究所のアルツハイマー病研究プログラムでディレクターを務めるニーナ・シルバーグ氏は、「近年の研究により、これまでアルツハイマー病だと考えられていた患者の全てがアルツハイマー病ではないこと、アルツハイマー病以外の認知症について理解することが非常に重要であることが示唆されました」とコメントしました。

認知症界隈の医学会でとても話題になっているようです。

 

アルツハイマー型との違いは?

では、アルツハイマー型認知症と何が違うのでしょうか?

今回の発表で判明したことを表でまとめました。

 

アルツハイマー型認知症 LATE
症状の進行 速い 遅い
原因物質 アミロイドβタンパク質 TDP-43タンパク質
治療薬 あり なし

 

項目ごとに詳しく見ていきます。

症状の進行

出る症状としては同じですが、アルツハイマー型に対しLATEの方が症状の進行が遅いようです

ただし、併発している可能性もあり、見分けることは現在の医学では難しいとのこと。

両方の認知症を併発すると、それぞれ単独で罹患しているよりも急速かつ重度に記憶障害が進行するとの事です。

原因物質

タンパク質が蓄積するのが原因という考え方は一緒ですが、その種類が違うと指摘されています。

・アルツハイマー型・・・アミロイドβタンパク質

・LATE・・・TDP-43タンパク質

 

治療薬

上記のように、原因となる物質が違うためアルツハイマー病で有効な治療法はLATEには効かない可能性があります。

まずは、アルツハイマー型とLATEの患者の区別をするバイオマーカーの開発を進めていくようです。

治療薬の開発はまだまだ時間が掛かるかもしれませんね。

 

さいごに

今回の発表からもわかるように、認知症はまだまだ医学的にも判明していない部分が多いですね

治療薬などまだまだ時間が掛かる可能性が高いので、今回の発見で介護の現場が変わってくるのはまだまだ先だと思います

今後の続報を待ちましょう。

随時最新の情報が入り次第更新していきます。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!